<< 一覧に戻る

特集 PPARα revisit

Ⅱ.PPARαと疾患 1.NASHとPPARα

田中直樹木村岳史長屋匡信小松通治青山俊文

The Lipid Vol.27 No.4, 40-46, 2016

「Summary」非アルコール性脂肪肝炎(NASH)は肝細胞への脂肪沈着に加えて肝細胞の風船状膨化変性,小葉内炎症,線維化を病理学的特徴とする慢性肝疾患であり,肝硬変や肝癌へと進展しうる.PPARαは肝臓に多く分布する核内受容体であり,その活性化は脂肪酸代謝の亢進だけでなく,抗炎症作用を発揮する.われわれはPPARαノックアウトマウスや患者肝組織を用いて,脂肪肝疾患におけるPPARαの役割を解析してきた.PPARαの機能維持や活性化を基軸とした,肝疾患に対する新規治療法の開発が期待される.
「Key Words」ミトコンドリアβ酸化,脂肪肝炎,線維化,成人発症Ⅱ型シトルリン血症

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る