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特集 PPARα revisit

Ⅰ.PPARαの基礎 4.食品成分によるPPARαの活性化

後藤剛高橋春弥高橋信之河田照雄

The Lipid Vol.27 No.4, 33-39, 2016

「Summary」PPARαは核内受容体型転写因子スーパーファミリーに属する疎水性低分子リガンドによって活性化される転写因子である.リガンドによるPPARαの活性化は肝臓をはじめとする種々の組織において脂肪酸酸化を亢進させ,脂質代謝異常の改善作用を示す.PPARαは食餌中に豊富に存在する脂肪酸をリガンドとして活性化される上,脂肪酸の種類によって活性化能が異なるため,食餌内容とPPARα活性は深く関連すると考えられる.また,脂肪酸以外にも食品中に存在するさまざまな成分がPPARαリガンドとしてその活性調節を担い,脂質代謝異常改善作用を示しうることが報告されている.本稿では,PPARαの機能について,食品中に存在するPPARα活性調節因子を中心に紹介する.
「Key Words」食品成分,脂肪酸,リガンド,肝臓

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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