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特集 PPARα revisit

Ⅰ.PPARαの基礎 3.新規PPARαモジュレーター(SPPARMα)K-877のマウスとヒト肝臓のトランスクリプトーム解析

佐々木裕輔Sana Raza-Iqbal田中十志也児玉龍彦

The Lipid Vol.27 No.4, 23-32, 2016

「Summary」強力かつサブタイプ選択性の高いSPPARMαであるK-877のトランスクリプトーム解析を行った.K-877はPPARα依存的に脂肪酸代謝を制御し,ヒト肝臓ではHMGCS2およびPDK4を強力に誘導した.また,K-877はFGF21やVLDLRなどを既存のフィブラートよりも強力に誘導した.PPARαの活性化によって取り込まれた脂肪酸はPPARαのリガンドとして,ケトン体合成によって生じたβ-ヒドロキシ酪酸はヒストン修飾を行うことでPPARαの活性化に寄与しており, 正のフィードバックを形成している.
「Key Words」SPPARMα,HMGCS2,脂肪酸代謝,種差

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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