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特集 新しいリピドーシス―中性脂肪と臓器障害―

Ⅱ.脂肪毒性の臓器特性 2.肝臓における脂肪毒性

小川祐二本多靖結束貴臣今城健人留野渉米田正人斉藤聡中島淳

The Lipid Vol.27 No.3, 58-65, 2016

「Summary」脂肪肝を呈する肝疾患は主に非アルコール性脂肪肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease; NAFLD)/非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic stetatohepatitis; NASH),アルコール性脂肪肝,C型慢性肝炎が知られ,特にNAFLD/NASHはlipotoxicity(脂肪毒性)と強く関連する.NAFLD/NASHではde novo lipogenesisが亢進しており,遊離脂肪酸(free fatty acid; FFA)が中心となって脂肪毒性を引き起こす.本稿では肝臓内の脂質代謝とともに脂質と関連する肝疾患について臨床的知見を含めて概説し,代表的なNAFLD/NASHについては病期診断と治療方針についても述べる.
「Key Words」脂肪毒性,遊離脂肪酸,飽和脂肪酸,de novo lipogenesis,NAFLD/NASH

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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