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特集 サルコペニア

Ⅱ.サルコペニアと加齢関連疾患 サルコペニアと認知機能

山田実

The Lipid Vol.27 No.1, 41-47, 2016

「Summary」サルコペニアと認知機能低下は,それぞれが独立した要介護要因であると共に,互いに関連し合いながら自立生活を阻害する因子でもある.両者の因果関係を明確に証明した研究は存在しないものの,両者に共通した背景因子が存在していることは種々の報告によって明らかとなっている.運動や栄養はこれら背景因子を改善させる可変的要因であり,適切な介入によって両者の予防・進行抑制につながる可能性は十分にある.フレイルはサルコペニアと認知機能低下などを包含した概念であり,より早期にフレイルを発見・対策していくことが望まれる.
「サルコペニアと認知機能低下の関連」サルコペニアと認知機能低下はそれぞれ主たる要介護要因であり,これらの対策は超高齢社会が抱えた重要な課題のひとつである.また,サルコペニアと認知機能低下の併存率は高く,互いに関連し合いながら自立生活を阻害している.
「Key Words」サルコペニア,認知機能低下,フレイル,運動,栄養

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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