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特集 動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012

管理目標値とnon HDL-Cの使い方

佐々木淳

The Lipid Vol.24 No.1, 30-34, 2013

[Summary] 『動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年版』は, LDL-Cとメタボリックシンドロームを含む包括的な危険因子の管理が大きな柱になっている. 二次予防ではLDL-C 100mg/dL未満が管理目標値であるが, 糖尿病などの主要な危険因子を伴う場合はより厳格な管理を考慮してもよい. 一次予防では新たに絶対リスクを基にしたリスクの重みづけが導入された. 絶対リスクの設定基準値は, 今後10年間の冠動脈疾患死亡率が2.0%以上をカテゴリーIII(高リスク群), 0.5以上2.0%未満をカテゴリーII(中リスク群), 0.5%未満をカテゴリーI(低リスク群)とした. 一次予防のLDL-C管理目標値は, これまでと変わりなく, カテゴリーIIIは120mg/dL未満, カテゴリーIIはLDL-C 140mg/dL未満, カテゴリーIはLDL-C 160mg/dL未満である. 網膜症などの合併症を伴う糖尿病はより厳格な管理を考慮してよい.
「Key Words」管理目標値,絶対リスク,non HLD-C

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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