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糖尿病患者における臓器別マクロアンギオパチーの危険因子としてのCKDの意義

Diabetes Frontier Vol.28 No.5, 587-593, 2017

2型糖尿病患者1,122例を対象にマクロアンギオパチーとCKDの指標である尿アルブミン(UAE)とeGFRの関係を調べた。マクロアンギオパチーは虚血性心疾患(IHD),脳梗塞(CI),末梢動脈疾患(PAD)に分けられるが,いくつ合併するかをスコア化して(macroangiopathy score:MA score)とした。MA scoreはUAEのA区分とeGFRのG区分が上がるほど高値となり,両指標は独立したMA scoreの決定因子であった。臓器別にみるとIHDにはUAEとeGFRが,PADにはeGFRが他の危険因子で補正しても独立した関連を認めたがCIはいずれとも独立した関連がなかった。糖尿病マクロアンギオパチーの危険因子としてCKDの2つの指標は他の因子とともに独立した危険因子として働く可能性が示唆されたが,臓器別にみると両指標の関与はIHD,PAD,CIで差がある可能性が示唆された。
「KEY WORDS」マクロアンギオパチー/危険因子/CKD/尿アルブミン/eGFR

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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症例 抄録