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投稿論文

ステロイド糖尿病に対し週1回GLP‐1受容体作動薬が奏効した針恐怖症の1例

岡﨑由希子田島亜佳里門脇孝

Diabetes Frontier Vol.28 No.2, 231-235, 2017

69歳女性。ブドウ膜炎に対しプレドニゾロン20mgの投与開始3ヵ月後,随時血糖値918mg/dL,HbA1c 16.1%となり,ステロイド糖尿病の診断にて緊急入院となった。強化インスリン療法の後,週1回GLP-1受容体作動薬(GLP-1RA)デュラグルチドに変更し,良好な血糖コントロールを得た。GLP-1RAはステロイド糖尿病の病態に適合した有用な治療手段であると同時に,インスリン治療に伴う問題点を解決し得る治療法であると考えられた。またデュラグルチドのデバイスは自分で針を取り扱う必要がない構造であるため,針恐怖症の患者でも自己注射が可能であった。
「key words」ステロイド糖尿病,GLP-1受容体作動薬,針恐怖症

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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