<< 一覧に戻る

投稿論文

針刺し事故防止機構付インスリン注射針の有用性について

渡邉裕尭笠井乃梨子清水彩洋子藤田洋平藤木典隆畑﨑聖弘後藤博美落合直子宇山美妃馬屋原豊

Diabetes Frontier Vol.27 No.6, 794-798, 2016

当センターでは常時100名近くの糖尿病患者が入院しており,その多くがインスリンを使用している。急性期の病態では看護師がインスリン注射を行うが,ペン型注入器ではインスリン注射後にリキャップをして針を回収する必要があり,針刺し事故が多発していた。そこで針刺し事故防止機構付きペン型注入器用注射針「BDオートシールドTM」(BD-AS)を導入したところ事故発生数は著減した。一方でBD-ASは針先がみえないことによるインスリン注入不全に起因すると考えられる高血糖が散見された。そこでシールド部分が透明で注入時に針先が確認できる新世代BD-ASを導入したところ,安全かつ確実なインスリン投与が可能となった。
「key words」インスリン,針刺し事故,針刺し事故防止機構付ペン型注入器用注射針

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る