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特集 日本人糖尿病の大規模臨床・疫学研究

JPHC Study

井上真奈美

Diabetes Frontier Vol.26 No.6, 739-745, 2015

「はじめに」JPHC Study[Japan Public Health Center-based Prospective Study(以下,多目的コホート研究)]は日本人地域住民を対象としたわが国最大規模の長期追跡研究である。1990~1994年に開始し,全国に居住する14万人の日本人男女を30年の予定で追跡を継続中である。このコホート研究を利用して,日本人のさまざまな生活習慣とがんや循環器疾患,糖尿病や死因との関連を明らかにするための疫学研究が進行している。近年,糖尿病であるとその後のさまざまな疾病のリスクを増加させることが示唆されている。多目的コホート研究でも,このことの解明についていち早く取り組んでおり,疫学研究からのエビデンスを創出するために,10年ほど前から,糖尿病とその後の疾病発症や死亡に関する解析を実施してきた。本稿では,その結果について紹介する。
「key words」多目的コホート研究,糖尿病,がん,循環器疾患,死亡

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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