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特集 日本人糖尿病の大規模臨床・疫学研究

JDCS

松永佐澄志田中司朗曽根博仁

Diabetes Frontier Vol.26 No.6, 699-704, 2015

「はじめに」2型糖尿病およびその合併症の発症・進展には,多因子遺伝と生活習慣の両方が関与するため,合併症の発症率や危険因子には人種差や民族差がみられる。日本人を含む東アジア人糖尿病患者における合併症の発症率や危険因子のデータは欧米人患者と比較して少なかったため,わが国の2型糖尿病患者についてのエビデンスを構築するべく立ち上げられた大規模臨床研究である。生活習慣介入を中心とした強化治療が糖尿病合併症を抑制するかどうかが主な研究目的であるため,食事,運動の要素が詳細に評価されている。生活習慣強化介入の合併症予防効果をみたランダム化比較試験としての研究結果と,食事・運動による合併症への影響および合併症発症・進展の危険因子を評価した前向き観察研究としての研究結果について述べたい。
「key words」2型糖尿病,生活習慣,合併症,危険因子

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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