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特集 高血圧と臓器障害

糖尿病患者の高血圧治療計画(JSH2014)

片山茂裕野口雄一

Diabetes Frontier Vol.26 No.2, 162-168, 2015

「はじめに」1型であれ2型であれ,糖尿病患者の50%以上に高血圧が合併する。非糖尿病患者に比べて,糖尿病患者では脳血管障害や心疾患の発症率が3~4倍高率となるが,高血圧が合併するとそれらの発症リスクはさらに2~3倍高まる。また,高血圧は糖尿病腎症の進展を促進する。このように,高血圧を合併した糖尿病患者がきわめてハイリスクであると認識されるようになってきた。2003年に発表された米国合同委員会のガイドラインである第7次勧告(JNC 7)以降,わが国も含め,糖尿病患者の降圧目標を130/80mmHg未満としてきた。本稿では,2014年4月に発表された日本高血圧学会の高血圧治療ガイドライン2014(JSH2014)による糖尿病患者の高血圧治療計画について述べる。
「key words」ARB,ACE阻害薬,目標血圧,家庭血圧,脳卒中,心筋梗塞

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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