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特集 アレルギー性皮膚疾患診療の新展開

スティーブンス・ジョンソン症候群/中毒性表皮壊死症の発症メカニズム

長谷川瑛人阿部理一郎

喘息・アレルギー Vol.30 No.1, 75-78, 2017

スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)/中毒性表皮壊死症(TEN)は薬剤やウイルス感染などが原因で,発熱や広範囲の紅斑,粘膜疹などをきたす重篤な疾患である。発症病態は表皮細胞と粘膜上皮細胞の細胞死による,表皮や粘膜上皮の壊死性変化である。この細胞死はこれまでアポトーシスによると考えられてきたが,プログラムされたネクローシスであるネクロプトーシスも関与していることが明らかになり,徐々にその病態は解明されつつある。また最近,厚生労働省科学研究班からSJS/TENの診療ガイドラインが発表され,SJS/TENの治療成績の向上が期待される。
「key words」スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS),中毒性表皮壊死症(TEN),アポトーシス,ネクロプトーシス,細胞死

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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