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広域周波オシレーション法を用いた呼吸機能評価

Pulmonary function tests using multi-frequency oscillation technique

黒澤一

喘息 Vol.26 No.1, 2-6, 2013

「はじめに」広域周波オシレーション法は, 平成24年度の診療報酬改定で生理検査項目のなかに新設された呼吸機能検査である. 本稿では, 筆者らが開発に関わったモストグラフ(MostGraph-01, チェスト社)を中心に述べる.
「I. 広域周波オシレーション法」強制オシレーション法(forced oscillation technique; FOT)は, 呼吸メカニクスの評価を目的とし, 安静換気で行うことができ, しかも非侵襲的である1). 広域周波オシレーション法は, FOTを原理とする.
「II. 呼吸抵抗と呼吸リアクタンス」本法で測定される呼吸機能指標は, 呼吸インピーダンス(respiratory system impedance; Zrs)である. 換気をする際の実効的な抵抗を意味する. Zrsは, 呼吸抵抗(Rrs)と呼吸リアクタンス(Xrs)の2つの指標に工学的に分離される.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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