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特集 吸入ステロイド薬Up-Date

吸入ステロイド薬/長時間作用性β₂刺激薬配合剤をどのように使い分けるか?

切士紗織玉置淳

喘息 Vol.25 No.2, 40-44, 2012

「Summary」吸入ステロイド薬(ICS)単独ではコントロール不十分の喘息患者には, 長時間作用性β2刺激薬(LABA)を併用することが推奨されており, これらには相互作用があるため併用することで喘息コントロールがより改善することが期待される. 現在本邦ではSFC(アドエア(R))とFBC(シムビコート(R))の2種類のICS/LABA配合剤が発売されている. SFCはデバイスの簡便さで患者の服薬アドヒアランスをより向上させることが考えられ, FBCはSMART療法の承認により, 重篤な発作の出現が抑制され, 喘息コントロールがより良好となることが期待される. 今後は長期SMART療法による副作用の監視, 厳格な患者教育が必要である.
「はじめに」気管支喘息は気道の慢性炎症性疾患であり, 種々の刺激で気道炎症が悪化し, その結果気道狭窄と気道過敏性の亢進が誘導され, 臨床的には咳嗽や痰, 喘鳴, 呼吸困難が出現することを特徴とする.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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