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Pro/Con紙上討論

第3回軽症持続型喘息で配合剤を用いるか?

玉置淳橋本修松本健伊藤玲子永田真

喘息 Vol.23 No.2, 110-118, 2010

「はじめに」 喘息の基本病態は慢性気道炎症であり, その結果, 気道過敏性の亢進や気管支攣縮が起こり症状が出現する. したがって, 喘息治療における主な標的は炎症細胞と気道平滑筋細胞であり, そのために抗炎症薬と気管支拡張薬が用いられる. 副腎皮質ステロイドとβ2刺激薬は, それぞれ最も強力な抗炎症薬と気管支拡張薬であり, これらの薬剤を喘息の病変部位である気道局所に吸入投与することにより, 全身的な副作用を最小限に抑えつつ最大限の臨床効果を発揮させることができる. 「喘息治療における配合剤の位置づけ」 吸入ステロイド薬(inhaled corticosteroid;ICS)と長時間作用性β2刺激薬(long-actingβ2-agonist;LABA)を併用すると, おのおのの相補的な薬理作用(メカニズムの詳細は割愛する)によってより優れた抗喘息作用が期待できる. 現在ではこれらの配合剤が開発され, 喘息治療の長期管理薬として世界中で広く使用されている.

本討論は,問題点をよりクローズアップすることを目的としており, このテーマに対しあえて一方の見地に立った場合の議論であって, 必ずしも論者自身の確定した意見ではありません。

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