<< 一覧に戻る

気管支喘息のフェノタイプについて

Ⅱ.臨床像から 増悪を起こしやすい喘息(成人)

田中明彦足立満

喘息 Vol.23 No.2, 75-80, 2010

「Summary」 増悪を起こしやすい喘息には, 未治療もしくは治療が不十分な喘息と十分な治療が施されているにもかかわらず増悪を起こしやすい喘息とがある. また, 喫煙, ペット, 薬剤に対するアドヒアランスの低下, 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の合併など特殊な環境要因が関与しているケースもある. 最近の多施設共同臨床試験により, 増悪を起こしやすい喘息, つまり重症難治性喘息に関する臨床的特徴が明らかになりつつある. それらの特徴に基づき, 包括的なクラスター分類も試みられている. 分類されたそれぞれのクラスターは, 喘息のフェノタイプを示すこととなる. クラスター分類によって示されたフェノタイプは, 今後のより有効性の高い喘息治療への応用が期待される. 「はじめに」 増悪を起こしやすい喘息は, 大きく2つに分類される. 1つ目は, 未治療もしくは治療が不十分であるため増悪を起こしやすい喘息である.

記事本文はM-Review会員のみお読みいただけます。

メールアドレス

パスワード

M-Review会員にご登録いただくと、会員限定コンテンツの閲覧やメールマガジンなど様々な情報サービスをご利用いただけます。

新規会員登録

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る