1.ビタミンD栄養は,血清総25水酸化ビタミンD[25(OH)D]濃度で評価される.
2.総25(OH)D測定の基準測定操作法は,質量分析法である.
3.総25(OH)D測定の日常検査は,自動分析法が用いられる.
4.総25(OH)D測定値の方法間差収束のため,国際標準化プログラムが実施されている.
5.自動分析法の総25(OH)D測定値に,±3~4ng/mLのバイアスが存在する.
「KEY WORDS」25水酸化ビタミンD,質量分析,自動分析法,ビタミンD標準化プログラム(VDSP)