前回はウマ科とウシ科を例に挙げたが,系統論を語ったとともに,期せずして走行適応と多少なりとも重量適応の領域に踏み込んでいたといえる1).もう少し祖先的と考えるか,もしくは“非走行”群ともいえる範疇で上腕骨の形態がどのように決まるかを論じておきたい.
ホネのかたち
骨を見る立ち位置⑨-上腕骨の機能的適応の考え方-
掲載誌
THE BONE
Vol.32 No.3 107-111,
2019
著者名
遠藤 秀紀
記事体裁
連載
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コラム
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抄録
疾患領域
骨・関節
/
その他
診療科目
その他
媒体
THE BONE
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。