骨粗鬆症の治療目標は骨折を防止することであり,治療には骨折予防効果があり,さらにアドヒアランスのよい薬剤が求められる.現在開発が進められているAbaloparatideとRomosozumabは従来の骨形成促進薬より,骨吸収を抑制し骨形成促進作用を要する骨粗鬆症治療薬として期待されている.一方,新規薬剤にとって長期安全性は最重要課題であり慎重な評価が必要である.
「KEY WORDS」副甲状腺ホルモン関連タンパク(PTHrP),Abaloparatide,抗スクレロスチン抗体,Romosozumab
「KEY WORDS」副甲状腺ホルモン関連タンパク(PTHrP),Abaloparatide,抗スクレロスチン抗体,Romosozumab