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特集 Treat to Targetと最新の骨粗鬆症診断・治療

9.顎骨壊死,非定型大腿骨骨折への対応

萩野浩

THE BONE Vol.32 No.3, 71-75, 2019

骨吸収抑制剤の長期治療に伴って,顎骨壊死(ONJ)と非定型大腿骨骨折(AFF)の発生リスクが高まる.すべての歯科治療はONJ予防のために骨吸収抑制薬治療開始の2週間前までに終えておくことが望ましいが,骨折リスクが高い患者では歯科治療と並行して治療を進める.骨吸収抑制薬投与中の歯科治療時に際して休薬の必要はない.骨吸収抑制薬治療中は歯科医師による定期的な口腔内診査を患者に対して推奨する.AFFの不完全骨折例では骨吸収抑制薬は中止し,十分なビタミンD投与を行い,荷重制限を実施する.完全骨折例では髄内釘による骨接合が必要となる.
「KEY WORDS」骨吸収抑制薬,顎骨壊死,非定型大腿骨骨折

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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