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特集 生活習慣病と骨粗鬆症 ―最新の基礎研究と臨床のトピック―

Ⅰ.生活習慣病としての骨粗鬆症 4.生活・運動習慣からみた骨粗鬆症と骨折

藤原佐枝子

THE BONE Vol.31 No.4, 37-40, 2018

・運動の骨量に対する効果は大きいものではないが,成長期の骨量増加,成人期の骨量維持,閉経後・高齢期の骨量減少を抑制する効果がある
・喫煙は,閉経後女性の骨密度低下を促進し,大腿骨近位部骨折,骨粗鬆症性骨折リスクを増加させる
・高齢者では少量,中等度のアルコール摂取は骨量を増加させ,骨折リスクへの影響はない,あるいは低下させるという報告があるが,多量の摂取は,骨密度低下,骨折リスクを増加させる

「KEY WORDS」危険因子,運動,喫煙,飲酒,骨粗鬆症

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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