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特集 骨粗鬆症関連ガイドラインと日常診療

Ⅰ.骨粗鬆症における骨折危険因子とその評価

Risk factors for fracture and fracture risk assessment tool

藤原佐枝子

THE BONE Vol.30 No.1, 17-21, 2016

骨粗鬆症性骨折の危険因子として,性,年齢,骨密度,既存骨折,体重(BMI),ステロイド使用,転倒に関連した因子などが挙げられる.これらの危険因子を使って,各因子に重み付けをして,モデル式を作成し,国ごとの骨折発生率と死亡率を調整した骨折リスク評価ツールがFRAX®である.FRAX®は,世界各国で妥当性が評価され,原発性骨粗鬆症やステロイド性骨粗鬆症のガイドラインに,取り入れられている.
「はじめに」骨粗鬆症性骨折の危険因子については,古くからさまざまな疫学研究が行われ,多くの危険因子が解明され,骨折発生に対する寄与の大きさもわかり,骨折リスク評価に用いられている.最近の原発性骨粗鬆症やステロイド性骨粗鬆症のガイドラインにおける薬物治療開始基準は,骨折リスクを評価して薬物治療を開始するという考えに基づいている.ここでは,骨粗鬆症性骨折の危険因子,危険因子を用いた骨折リスク評価について解説する.
「key words」危険因子,骨粗鬆症性骨折,骨折リスク,FRAX®

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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