<< 一覧に戻る

特集 筋骨格系とエネルギー代謝

5.骨格筋系とエネルギー代謝の多臓器連関

Metabolic crosstalk between skeletal systems and energy metabolism

福田亨竹田秀

THE BONE Vol.29 No.1, 49-52, 2015

骨は脊椎動物の生体維持と運動機能を担う骨格系の中心であるとともに,カルシウム濃度調節や造血の場となる多彩な組織である.神経系による骨代謝調節機構の発見から骨が他の代謝系に作用する可能性が示唆されてきた.最近,骨から分泌されるオステオカルシンが糖・エネルギー代謝にも機能することが明らかとなり,骨を中心とした多臓器連関が大きな広がりをみせている.
「はじめに」近年,生体においてそれぞれの代謝系や臓器が独立して機能しているのではなく,互いに連携し恒常性を維持するという臓器連関の概念が定着しつつある.これまで内分泌系を中心に考えられてきた骨代謝制御が,神経系によっても調節されていることが解明され,骨も臓器連関の一翼を担う器官であると認識されている.
「key words」オステオカルシン,低カルボキシル化オステオカルシン,インスリン抵抗性

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る