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特集 ステロイドホルモンと骨―基礎から臨床まで

Ⅱ.性ステロイドと骨代謝 10.骨・筋を標的とした選択的アンドロゲン受容体モジュレーター(SARM)の開発現況

Recent advances in the development of selective androgen receptor modulators targeting bone and muscle tissue

柳瀬敏彦

THE BONE Vol.28 No.4, 97-102, 2014

近年,骨や筋肉には有益なアンドロゲンのアナボリックな作用を保持したまま,アンドロゲンの好ましくない作用である前立腺刺激作用は発揮させないような薬剤,いわゆるSARMの研究開発が進みつつある.骨粗鬆症や加齢性筋肉減少症(サルコペニア)を主な治療標的とするSARMの研究開発が主流となっているが,現時点で市場に出ているものは皆無である.最近,癌に伴うカヘキシア(悪液質)患者を対象にしたSARM投与の有効性が報告されている.
「key words」SARM,骨粗鬆症,サルコペニア

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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