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特集 ステロイドホルモンと骨―基礎から臨床まで

Ⅱ.性ステロイドと骨代謝 1.臨床疫学からみた骨粗鬆症性差

Epidemiology of sex differences in osteoporosis

藤原佐枝子

THE BONE Vol.28 No.4, 45-48, 2014

骨密度は男女とも40歳くらいまでは差はないが,女性は閉経時期から骨量が急激に減少する.40歳以上の骨粗鬆症の有病率は,大腿骨頚部骨密度からみた場合には男性12.4%,女性26.5%であり,女性は男性の2倍以上の有病率である.椎体骨折および大腿骨近位部骨折の発生率は,女性は男性に比べ2倍あるいはそれ以上に高い.骨密度および既存骨折は,男女ともに骨折リスクの重要な予知因子であり,その予知力に性差はない.
「key words」骨粗鬆症,性差,骨密度,椎体骨折,大腿骨近位部骨折

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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