特集 骨バイオイメージング
Ⅲ.次世代骨バイオイメージング 1.2光子励起顕微鏡を用いた骨・軟骨組織イメージング
Imaging of bone and cartilage using two-photon microscopy
THE BONE Vol.28 No.2, 85-89, 2014
骨をはじめとする生体組織のイメージングにおいては,光の吸収,散乱,各種収差が問題となる.光の散乱や各種収差を克服するため,励起光源の長波長化,補償光学技術の応用が試みられている.また,2光子励起顕微鏡では第2次高調波発生(second harmonic generation:SHG)によりコラーゲンの無染色イメージングが可能であり,骨・軟骨の質的診断への応用が期待される.
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