<< 一覧に戻る

連載 Medical Scope

蕁麻疹患者のLifestyle Modification

内田秀昭鎌田昌洋多田弥生

Pharma Medica Vol.39 No.11, 71-76, 2021

蕁麻疹の生涯罹患率は約20%とされ,われわれ皮膚科医にとって,日常の外来診療で蕁麻疹を診察しない日はない。しかし,その病態形成にはいまだ不明な点も多く,特定の刺激によって誘発される蕁麻疹以外の特発性の蕁麻疹においても,物理的刺激や運動,食物や精神的ストレスなどの悪化因子が存在することが知られ,これらを可能な限り回避するように患者のLifestyle Modificationを行っていくことが重要である。さらに,蕁麻疹は一人の患者に複数の病型が混在することも多く,治療に際しては蕁麻疹全体の知識に基づく正確な病型診断ならびに病勢を把握し,常に患者の利益を最優先に考える治療を行うべきである。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る