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特集 腎がん診療最前線

特集にあたって

木村 剛

Pharma Medica Vol.38 No.2, 7-8, 2020

がん治療の目的は完治であり,完治不能な症例では,生活の質を担保した生存期間の延長となる。進行性腎細胞がんに対する治療の基本は,転移巣が限局して完全切除可能であれば,まずは全身治療よりも外科的切除を行うことである。しかし,転移巣が複数臓器に多発している場合には薬物療法が中心となる。進行性腎細胞がんに対する薬物療法は,サイトカインの時代,血管新生阻害薬4剤(以下,TKI)およびmTOR阻害薬2剤からなる分子標的薬の時代を経て,現在,免疫チェックポイント阻害薬の使用が可能となり,がん免疫療法(immuno-oncology:IO)の時代に入った。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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