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Medical Scope

1型糖尿病患者における移行期医療の現状

広瀬正和

Pharma Medica Vol.37 No.9, 61-64, 2019

日本は1型糖尿病の発症率が低いために治療に慣れている小児科医は少ない。一方,成人領域でも大部分の糖尿病患者は2型糖尿病であるため1型糖尿病患者の治療に十分な時間を割くことができない現状がある。思春期患者は血糖コントロールが悪化することも多く,特有の心理的な問題に対応するのは小児科医のほうが合うことも多い。欧米では小児科と内科とを併診する期間を設けてトランジションすることを提唱している。小児科医と糖尿病内科医とが患者会や糖尿病キャンプなどで普段から“顔のみえる連携”を築き,スムーズに小児科から内科へ移行できる関係を作っておくことが重要である。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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