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特集 喘息診療Update 2019

アドヒアランスと吸入手技の現状と課題

東元一晃

Pharma Medica Vol.37 No.3, 41-45, 2019

「吸入薬は正しく吸入されて初めて効果を発揮する」,『喘息予防・管理ガイドライン2018』(以下,JGL)1)に新設された項:「吸入指導」の冒頭の一文である。
喘息治療薬の中心である吸入薬は,より少量でより早い効果の発現や,より少ない有害事象などが大きな利点として期待される。
本稿では喘息治療のなかでも特に吸入薬に関するアドヒアランスと吸入手技に着目し,その現状と課題を検証しながら,未来につながるより良い指導・支援とは何かを考えてみたい。
「KEY WORDS」JGL,GINA,クリティカルエラー,連携

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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