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特集 CAR-T細胞療法の現況

多発性骨髄腫に対するCAR-T細胞療法

保仙直毅

Pharma Medica Vol.36 No.11, 31-34, 2018

多発性骨髄腫治療の進歩は著しく,予後は著明に改善しつつあるが,いまだに治癒はきわめて困難である。CAR(chimeric antigen receptor)-T細胞療法は,治癒を目指した治療として有望である。現在,骨髄腫に対するCAR-T細胞の標的抗原として有望と考えられているものとしてB細胞成熟抗原(B-cell maturation antigen;BCMA)があげられる。われわれは最近,活性型インテグリンβ7が恒常的に骨髄腫細胞およびCD19陽性骨髄腫前駆細胞に高発現していることを見出し,それを標的としたCAR-T細胞を開発中である。
「KEY WORDS」多発性骨髄腫,CAR-T細胞,BCMA,CD19,インテグリンβ7

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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