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特集 日常診療における感染防止対策

求められる軟性内視鏡の洗浄・消毒・滅菌

高階雅紀

Pharma Medica Vol.36 No.9, 35-39, 2018

軟性内視鏡はわが国で開発され世界標準となった医療機器であり,今や日常の診断や治療に不可欠のものである。また,国産製品の世界的シェアが高く,軟性内視鏡の臨床的な基本性能だけでなく,洗浄消毒,場合によっては滅菌といった使用後の軟性内視鏡の再生処理技術に関する製造企業からの教育啓発活動の役割も非常に重要である。しかしながら,軟性内視鏡の再生については,もっぱらその構造上の制約から現在は潜在的な問題を抱えており,ガイドライン1)などに則った適切な処理が求められるが,軟性内視鏡を使用している医療施設においてその遵守は簡単なことではない。本稿では,わが国における軟性内視鏡の再生処理の現状と問題点,さらに,世界的なトレンドのなかでの日本の目指すべき方向を述べる。
「KEY WORDS」軟性内視鏡,再生処理,洗浄評価,バリデーション

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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