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M-Review

【特集 CKD診療のトピックス】

CKDにおけるcalciprotein particles(CPP)の病的意義

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掲載誌
Pharma Medica Vol.36 No.1 29-33, 2018
著者名
秋山健一 / 椎崎和弘 / 黒尾誠
記事体裁
抄録
疾患領域
腎臓
診療科目
腎臓内科
媒体
Pharma Medica
Key Words
Fetuin-A / リン / カルシウム / FGF23 / CKD-MBD

慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)患者は,透析療法が必要な末期腎不全に至る前でも,脳・心血管障害のリスクが高い。この原因としてカルシウムやリン代謝異常が関与する軟部組織の石灰化が知られている。腎機能が低下すると,骨ミネラル代謝の恒常性が破綻するが,早期ではさまざまな代償機構が作動し血中カルシウムやリン値は維持され,結果的にこれらの合併症から保護される。推算糸球体濾過値(estimated glomerular filtration rate;eGFR)が60mL/分/1.73㎡程度に低下すると,活性型ビタミンD(1,25(OH)2D3)の低下をきたし,副甲状腺ホルモン(PTH)は上昇し始める。一方,fibroblast growth factor 23(FGF23)は, これらの変化よりも早期から上昇し,尿中リン排泄率[fractional excretion of phosphorus;FEP=(尿中リン/血中リン)/(尿中クレアチニン/血中クレアチニン)×100(%)]の上昇による血中リン値の維持と,ビタミンDの活性化を抑制することが,一連の変化のトリガーになっていると考えられている1)。
「KEY WORDS」Fetuin-A/リン/カルシウム/FGF23/CKD-MBD

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Pharma Medica2018年1月号(Vol.36 No.1)

臨床医・薬剤師を対象に,各種疾患治療に関する最先端の臨床学の学術的トピックスを解説。医学・薬学の中間領域を目指す学術月刊誌。医師の薬学に対する理解を深め,薬剤師にも臨床の啓蒙となる雑誌を基本方針として,近年注目されている臨床薬理学分野からも 高い評価を受けている。医学・薬学の中間領域を目指す総合学術誌

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