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特集 慢性便秘診療の今

神経内科領域での便秘診療

榊原隆次舘野冬樹土井啓員岸雅彦露崎洋平相羽陽介

Pharma Medica Vol.35 No.9, 45-47, 2017

神経内科で最も便秘に気を付けなければならない疾患として,パーキンソン病(Parkinson's disease;PD)があげられる。PDは筋固縮・動作緩慢・振戦・姿勢反射障害などの運動症状を呈する疾患であるが,近年PDの非運動症状が注目されている1)。非運動症状として認知機能障害・精神症状・自律神経障害・睡眠障害がある。このうち,消化管障害はPD患者で非常に多く,麻痺性イレウスをきたしたり,レボドパ吸収を低下させ悪性症候群をきたすこともある2)。すなわち,PD患者の消化管障害は,非運動症状の治療の重要なターゲットの1つと思われる。
「KEY WORDS」便秘,パーキンソン病,神経内科疾患,ドパミン,イレウス

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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