<< 一覧に戻る

特集 胃癌:低侵襲治療と集学的治療の個別化へ向けて

胃癌に対する腹腔鏡手術とロボット支援手術

中内雅也稲葉一樹石田善敬須田康一宇山一朗

Pharma Medica Vol.35 No.5, 33-37, 2017

内視鏡手術支援ロボットda Vinci® S HD Surgical System(Intuitive Surgical社,以下,da Vinci)はわが国で2009年に薬事承認され,2012年に前立腺全摘術に対するロボット加算が保険収載されて以降,飛躍的に増加しており,2016年12月現在約250台が導入されている。文献的にはロボット支援下胃切除術(robotic gastrectomy;RG)は開腹術や腹腔鏡下胃切除術(laparoscopic gastrectomy;LG)と比較して手技的安全性を示すものが多いが,腫瘍学的妥当性を示すには症例数が十分ではなく,コスト面など解決すべき点も多く残されている1)。当科では胃癌に対して1997年よりLGを,2009年よりRGを導入し,これまでLGを1,500件以上,RGを約300件施行してきた2)。そのなかで改良と標準化をくり返しつつ確立してきた両術式の利点,欠点について述べる。
「key words」ロボット支援下胃切除術,腹腔鏡手術

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る