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特集 大腸癌診療 update 2016

抗血管新生薬のエビデンス update

川平正博山﨑健太郎

Pharma Medica Vol.34 No.12, 45-49, 2016

ベバシズマブ(Bmab)は血管内皮増殖因子-A(vascular endothelial growth factor;VEGF)に対する遺伝子組み換え型のキメラ型ヒト化IgG1モノクローナル抗体で,VEGF-Aに特異的に結合し,VEGFR(VEGF receptor)へ結合するのを阻止することにより,腫瘍血管新生を阻害し抗腫瘍効果を示す。また,腫瘍血管の正常化作用により併用する殺細胞性抗癌剤の腫瘍組織内移行を上昇させることでも,効果を発揮すると考えられている。
「KEY WORDS」ベバシズマブ,ラムシルマブ,切除不能進行・再発大腸癌

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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