<< 一覧に戻る

特集 救急医療:現状と課題

日常医療を支える救急医療 地域包括ケアシステムにおける救急医療のあり方

Emergency medicine in community-based integrated care system.

栗原正紀井上健一郎

Pharma Medica Vol.33 No.3, 13-17, 2015

「はじめに」団塊の世代が75歳以上になる2025年,大量の要介護者(認知症を含む)が見込まれることから,その対策として地域包括ケアシステムの構築が進められている1)。"おおむね30分圏内で医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的かつ包括的に提供されることで,「どのような要介護状態であっても,住み慣れたところで,安心して住み続けることができる」ようにする"というものである。またこのシステムは「自助」,「互助」,「共助」,「公助」を地域の基本的要素として,「介護・リハビリテーション」,「医療・看護」,「保健・予防」,「福祉・生活支援」,「住まいと住まい方」という5つの構成分野から成り立つことが示され,これらの分野について,それぞれの地域特異性にあった形で,より具体的な施策として種々の変革を推進することが求められている。そこで本稿では地域包括ケア時代に想定される地域医療の姿,そしてそこで展開されるべき救急医療のあり方・課題について整理する。
「KEY WORDS」地域包括ケア,リハビリテーション,多職種協働,機能分化・連携

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る