超音波内視鏡下穿刺吸引法(endoscopic ultrasound-guided fine needle aspiration:EUS-FNA)は病理学的診断のために非常に有用な検査法である1)。しかし,胆管や胆嚢などの胆道疾患に対するEUS-FNAに関しては報告が少なく,膵疾患などと比較すると診断法として十分には普及していないと考えられる。胆道疾患には悪性との鑑別が困難な炎症性疾患が多数存在し,内視鏡的逆行性胆道膵管造影(endoscopic retrograde cholangiopancreatography:ERCP)関連手技により検体採取が行われることが多いが,しばしば病理学的診断が困難な症例を経験する。
胆道がん・膵がん-診断・治療Q&A-
Q1. 胆道がんにおけるEUS-FNAの現状と診断成績
掲載誌
胆膵 Oncology Forum
Vol.2 No.2 27-29,
2022
著者名
倉石 康弘
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原 和生
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山田 真規
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石川 将
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柳井谷 駿史
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文原 大貴
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奥野 のぞみ
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桑原 崇通
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羽場 真
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水野 伸匡
記事体裁
抄録
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Q&Aシリーズ
疾患領域
消化器
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癌
診療科目
消化器外科
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腫瘍内科
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消化器内科
媒体
胆膵 Oncology Forum
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。