─全体のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」,大阪ヘルスケアパビリオンのテーマである「Reborn」の意義と目指すところをご紹介下さい.

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)は,大阪・夢洲にて2025年4月13日(日)から約半年にわたり開催されます.日本では1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)以来,55年ぶりの本格的な開催となり,目標来場者数は2,800万人を掲げています.

大阪・関西万博は,大阪府・市が再び大阪の地で万博を開催したいと国に申し出て,当時の安倍内閣がナショナルプロジェクトとして立候補を決定したことに端を発しています.当初は「健康長寿」を全体のテーマとして検討していましたが,発展途上国を含めた世界中の人々,一人ひとり自らが望む生き方を考え,それぞれの可能性を発揮できるようにするとともに,こうした生き方を支える持続可能な社会を世界が共創していくことを願って「いのち輝く未来社会のデザイン」に決定しました.その後,予期せず,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが発生し,このテーマは世界中の人々にとってより重い意味をもつことになったと思います.

また,海外からの反応も良く,これまでに想定を上回る153 ヵ国・地域が参加を表明しています.さらに,今回は大阪府・市もパビリオンを出展することになり,当初のテーマ「健康長寿」を踏襲しつつ,健康医療にかかわる領域の生まれ変わりや再生を意味する「REBORN」に決まりました.