新刊
PROSTATE CANCER FOREFRONT 前立腺癌最新治療の現場から
フォーカルセラピー―診断から治療まで
掲載誌
ESPOIR
Vol.8 No.1 4-7,
2025
著者名
浮村 理
記事体裁
抄録
/
連載
疾患領域
癌
/
泌尿器
診療科目
泌尿器科
/
腫瘍内科
媒体
ESPOIR
限局性前立腺癌に対して前立腺全摘除術や放射線療法が標準的に行われているが,尿失禁や性機能障害などの合併症を伴う。一方で,画像検査の進展に伴い,腫瘍の局在が可視化できるようになったことを背景に,前立腺を温存し,腫瘍のみを治療するフォーカルセラピーが注目されている。尿禁制や性機能を保持し,患者のQOLを維持する治療法と期待され,保険適用に向けて臨床試験が進んでいる。フォーカルセラピーの特徴や臨床試験の進行状況について,京都府立医科大学泌尿器科学教室教授の浮村理先生にお話をうかがった。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。