シリーズコラム 前立腺癌診療 現在・過去・未来
第1回 去勢術とエストロゲン
掲載誌
ESPOIR
Vol.7 No.1 38-39,
2024
著者名
酒井 英樹
記事体裁
抄録
/
連載
/
コラム
疾患領域
癌
/
泌尿器
診療科目
泌尿器科
媒体
ESPOIR
私が泌尿器科医になった1983年(昭和58年)頃は,前立腺癌の治療といえば去勢術あるいはエストロゲンによるホルモン療法(抗男性ホルモン療法)でした。手術や放射線療法はほとんど行われておらず,ロボット手術全盛の現在の状況は隔世の感があります。このたび「前立腺癌診療 現在・過去・未来」を執筆する機会をいただきましたので,まずはホルモン療法を中心に,私なりに20世紀の前立腺癌治療を振り返ってみたいと思います。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。