【特集 新型コロナウイルス感染症UP-TO-DATE 2021】
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- 掲載誌
- 感染制御と予防衛生 Vol.5 No.1 18-25, 2021
- 著者名
- 戸高玲子 / 芳賀慧 / 片山 和彦
- 記事体裁
- 特集 / 抄録
- 疾患領域
- 呼吸器 / 感染症
- 診療科目
- 呼吸器内科
- 媒体
- 感染制御と予防衛生
中国武漢市で2019年12月に確認された新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)は,2004年に出現し,重症急性呼吸器症候群(severe acute respiratory syndrome:SARS)の原因となったSARSコロナウイルスに近縁な新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)によって感染伝播する.WHO(世界保健機関)は2020年3月11日にSARS-CoV-2のパンデミック宣言を行い,感染拡大防止への警鐘を鳴らしたが流行は収まらず,世界的規模の流行をもたらした.予防衛生の強化,緊急事態宣言などによる都市閉鎖,既存承認薬のリポジショニング,症状緩和療法の導入などにより,感染者数のコントロールを行っているが,いまだ制圧には至っていない.
2021年2月より接種がはじまったワクチンは,今後のSARS-CoV-2流行を防ぐ切り札として期待されている.しかし,現在わが国では,英国,ブラジル,南アフリカなどで検出されたSARS-CoV-2変異株が感染の拡大傾向を示し,同時に国内流行の第3波の症例数減少の下げ止まり傾向に見舞われており,ワクチンの効果を疑問視する声が聞こえはじめている.
本稿では,SARS-CoV-2ワクチンの最新情報を提供し,新世代ワクチンの予想される効果などを紹介する.
2021年2月より接種がはじまったワクチンは,今後のSARS-CoV-2流行を防ぐ切り札として期待されている.しかし,現在わが国では,英国,ブラジル,南アフリカなどで検出されたSARS-CoV-2変異株が感染の拡大傾向を示し,同時に国内流行の第3波の症例数減少の下げ止まり傾向に見舞われており,ワクチンの効果を疑問視する声が聞こえはじめている.
本稿では,SARS-CoV-2ワクチンの最新情報を提供し,新世代ワクチンの予想される効果などを紹介する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
