「背景」低ホスファターゼ症(HPP)は,組織非特異型アルカリホスファターゼ(TNSALP)遺伝子の機能喪失型変異を原因とする希少な代謝性骨疾患であり,全身合併症を伴うくる病や骨軟化症を呈し,あらゆる年齢の患者に影響を及ぼす.成人患者における疾病負荷の特性は十分に明らかになっていない.
「目的」HPPの総体症状に対してかなり特異的な2種類の調査であるHIPS(Hypophosphatasia Impact Patient Survey)およびHOST(Hypophosphatasia Outcomes Study Telephone interview)を用いて,患者報告による疾病負荷を評価した.

