新刊
【特集 注入療法を究める】
Feature Articles 特集論文 7.手背
掲載誌
Bella Pelle
Vol.11 No.1 30-34,
2026
著者名
佐藤 英明
記事体裁
抄録
/
特集
疾患領域
皮膚疾患
/
アンチエイジング
診療科目
皮膚科
/
形成外科
/
美容外科
/
美容皮膚科
媒体
Bella Pelle
手背は日常的に紫外線曝露を受け,機械的ストレスにも晒されるため,顔面以上に早期から加齢変化が顕在化する.皮下脂肪組織の萎縮により骨格や腱,血管が透見し,特徴的な「骨ばった」外観を呈する.表皮の菲薄化と真皮の膠原線維減少により,皮膚の弾力性が失われ,細かいシワが増加する.メラニン色素の不均一な沈着により,老人性色素斑(日光黒子)が多発し,skin textureの不整が顕著となる.さらに,皮下静脈の拡張と蛇行が目立つようになり,これらの複合的変化が手背の老化印象を強調する.
30歳代後半~ 60歳代の女性が主要な治療対象となるが,近年では男性患者も増加傾向にある.職業的に手を見せる機会が多い専門職や,顔面の若返り治療をすでに受けている患者からの需要がとくに高い.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

