【特集 にきび痕・毛穴】
Feature Articles 特集論文 2.萎縮性痤瘡瘢痕の治療
掲載誌
Bella Pelle
Vol.10 No.2 18-21,
2025
著者名
加藤 真梨子
/
野田 真史
記事体裁
抄録
/
特集
疾患領域
皮膚疾患
診療科目
皮膚科
/
美容皮膚科
媒体
Bella Pelle
萎縮性痤瘡瘢痕は,瘢痕の種類や程度によって治療方法が異なる.萎縮性痤瘡瘢痕は,アイスピック型,ローリング型,ボックスカー型の3種類に分類される(Feature Articles1参照).
治療方法としては,フラクショナルレーザーや,マイクロニードルRFなどのデバイスを使用したもの,サブシジョン,ポリ乳酸やヒアルロン酸の注入,トリクロロ酢酸(trichloroacetic acid;TCA)クロス,また近年新しく登場したマイクロサブシジョンのデバイス治療などがある.当院ではこれらの治療法を瘢痕の種類によって使い分け,または併用して使用している.それぞれの治療法についての詳細と適応について解説していく.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。