BP-Square 座談会
ヒアルロン酸治療における遅発性有害事象の回避と対処
掲載誌
Bella Pelle
Vol.10 No.1 43-47,
2025
著者名
今泉 明子
/
堀内 祐紀
/
Bronwyn Granata
/
Elena Currie
記事体裁
抄録
/
座談会・対談
/
連載
疾患領域
皮膚疾患
診療科目
皮膚科
/
美容外科
/
美容皮膚科
媒体
Bella Pelle
近年,ヒアルロン酸フィラーの市場拡大に伴い,治療数・使用量の増加とともに遅発性有害事象の報告が増えている.海外において,ヒアルロン酸フィラー治療における遅発性有害事象のマネジメントに関して幅広くディスカッションされており,臨床上の重要な懸念事項として注目されている.今回,アラガン・エステティックスでは遅発性炎症反応(DIR)とヒアルロン酸フィラーによる重大な有害事象である血管内塞栓(VO)にテーマを絞り,美容医療の最前線でご活躍されている先生方とAMET(Aesthetic Medical Emergency Team)のメンバーとともに,これらの合併症に関するAMETのもつデータとエビデンスを基にした治療プロトコルを学び,臨床現場の先生方のご経験を持ち寄ってより良い合併症への治療方法を検討した.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。