アンチエイジング治療は,老化速度をコントロールする時代になった1).実際の治療という点では,まだ予防医学的な対応が中心であるが,エビデンスレベルでの,効果はエピジェネティック・クロック(epigenetic clock;EC)で測るのが基本となってきた.老化のメカニズムのすべてではないが,ECの変化があると少なくとも治療への介入になっているといえそうだ2)