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第122回日本皮膚科学会総会 ランチョンセミナー22 アトピー性皮膚炎と角層バリア
掲載誌
Bella Pelle
Vol.8 No.3 47-50,
2023
著者名
椛島 健治
/
波多野 豊
記事体裁
抄録
/
連載
疾患領域
皮膚疾患
診療科目
皮膚科
/
美容皮膚科
媒体
Bella Pelle
アトピー性皮膚炎(AD)の病態は,皮膚バリア機能異常,アレルギー性炎症,かゆみの3つの側面が相互に関係して形成され,皮膚バリア機能異常はアレルギー性炎症,かゆみの起点ともなり得る.皮膚バリアの中でもとくに皮膚最外の角層バリアは最初の砦としての重要な役割を担っている.セラミドは角層バリアを構築する角層細胞間脂質の主要な構成成分であるが,AD病態との関連について知見が豊富である.第122回日本皮膚科学会総会ランチョンセミナー22(共催:花王株式会社)では,ADの治療対象あるいは皮膚の状態を知り得る「窓」としての角層の重要性についての最新知見を紹介いただいた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

