Skill up for Specialist 正しい施術とトラブル解決を学ぶ
vol.11 切開式重瞼形成術
掲載誌
Bella Pelle
Vol.8 No.2 41-44,
2023
著者名
兵頭 徹也
/
大慈弥 裕之
記事体裁
抄録
/
連載
疾患領域
皮膚疾患
診療科目
美容外科
/
形成外科
媒体
Bella Pelle
重瞼の形成はアジア人にとって機能的にも整容的にも非常に重要な意味をもつ.いわゆる一重瞼や奥二重では重瞼の十分な引き込みがないために眼瞼の被さりが生じることで,視野障害や睫毛刺激に伴う角膜障害,眉毛挙上,前額部のシワの形成,頭痛などの症状を引き起こす.また,整容面においては年齢を問わず,開瞼の低下や眼瞼の被さりに対して改善を希望するニーズが常に存在する.切開式重瞼形成術は,埋没式重瞼形成術と比較すると侵襲や術後のダウンタイムが大きい一方で,埋没式重瞼形成術では限界のある重瞼形成や余剰皮膚の処理が可能である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

